病気の素


潜病では、「病気の素」が身体にあるとお伝えしましたが、この「病気の素」とはなんでしょうか。それは、「細胞の炎症」です。


私たちの身体は37兆個の細胞でできています。新陳代謝が行われ毎日1000万個程度の細胞が入れ替わっています。細胞は細胞分裂を繰り返し、新しい細胞が瞬間毎に誕生し、古くなった細胞は老廃物として体外へ排出されます。今、この瞬間にもあなたの身体の中では、新しい細胞が生まれ、古い細胞は死んでいっているのです。


この新陳代謝のプロセスの中で、様々な化学反応が体内では行われています。全てがDNAに記載された通りに生命活動が営まれているわけではなく、時々 DNAのミスコピーやDNAそのものが損傷してしまい、細胞が予期せぬ振る舞いをすることがあります。また、ストレスや栄養バランスの悪い食事により免疫細胞の働きが悪くなったり、必要なホルモンが分泌されなかったり、神経系に異常があると正常な体内バランスを保つことが難しくなり細胞環境が乱れることになります。それがきっかけで「細胞の炎症」が起こります。例え症状が何も現れていないとしても体内では「細胞の炎症」が起こり、毎日数千個のガン細胞が生まれています。新しく1000万個生まれる細胞のうち数千個の不良品ができてしまうのです。


DNA

通常は「細胞の炎症」が起こっても、自律的に正常な状態に戻すための炎症反応が起こり、細胞は修復され身体機能が保たれています。身体感覚が伴わないので、自分では「細胞の炎症」が体内で起こっているという自覚症状がありません。この状態を放っておけば、様々な腰痛や頭痛、だるさなどの不定愁訴が起こる原因となります。不定愁訴に対して何もしなければ、がんや心臓病、糖尿病などの深刻な病気になっていってしまうリスクが高まります。


がんはどのぐらい前から体内で発症しているかご存知でしょうか。アメリカのドクターから直接聞いた話では、ガン細胞は15-20年前から発症しているということでした。ちなみに、心臓病は20-40年前、アルツハイマーは30-50年前から始まっていると考えられています。昨日、今日、病院に行って、検査を受けて病名が付いて初めて病気になるわけではありません。検査で発見される頃にはすでにその病気は体内で進行した結果なのです。



自覚症状はない


例えば、乳がんのがん細胞が1センチの大きさになるまでには、細胞分裂で30回、15年ほどの時間がかかると言われています。しかし、1センチのがんが、2センチになるには、たった3回の分裂で1年半しかかりません。1センチ以下のがんは検査しても、発見が困難なので、早期に発見されたとしてもすでにそのがん細胞は15年以上の歳月をかけて作られたものだということになります。


私たちは、ただ指をくわえてがん細胞が大きくなるのを待っていなくてはならないのでしょうか。残念ながら症状が現れてから対処する「未病」のアプローチではそのようになってしまいます。症状が現れる前の「潜病」の段階でアプローチして、「細胞の炎症」を回復していくことができれば深刻な状態を招くリスクは低くなるのは明らかです。



潜病にアプローチ



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