僕が上場企業を辞めた理由 ⑫ 〜決断〜

最終更新: 2019年6月8日


IF YOU REALLY WANT TO CHANGE YOURSELF,

YOU NEED TO HAVE SOMETHING ARISING

FROM DEEP INSIDE OF YOURSELF.


「もしもあなたが本当に自分自身を変えたいと思うなら、

あなたは自分自身の心の奥底から湧き起こる何かを持つ必要がある。」



2016年10月に受講したSIYのプログラムを通じて、

自分の方向感がはっきりとしていきました。


ヘルスコンサルタントとしての活動、

マインドフルネスを伝えていきたい想い。


2016年11月末。

休職をいただいて、1年と5ヶ月が経過しようとしていました。


2015年6月に、休職期間が始まった時には、

自分は会社に戻って、また会社の仲間と一緒に

仕事をするつもりでいました。


その間に、健康なライフスタイルを作るために色々と学びました。

その集大成として、僕は渡米しました。


コロラド州デンバーにあるホリスティックカレッジオブジャパンの母校、

NTIのシャーレベラー校長と会うためです。





冒頭の言葉は、彼女のメッセージです。


「食と栄養で病気に悩む人を助けたい」


彼女自身が病気を患った経験から、このような想いに至り

彼女は今から20年前にNTIを設立しました。


当時のアメリカでは、いわゆる病院での医薬品による治療が主流であり、

彼女の周りにこのような想いを伝えたところで、

誰にも理解されなかったと、振り返ります。


設立当初は、少人数のクラスが続き経営的にも困難な時期があったようです。

それでも彼女の信念は揺らぐことはありませんでした。


設立から数年経つと時代が彼女の考え方に追いつき、

アメリカ人の健康への意識が変わり始め、

「自分の身体は自分で守る」という考え方が広がり

全米から生徒が集まるようになりました。


今では多くの卒業生が、病院や様々な医療機関でプロフェッショナルの栄養療法家として、

もしくはプライベートシェフとして活躍しています。


NTIを訪問した時には、実際に本コースの授業を受けたり、

シェフコースに参加させてもらいました。


授業は、現役の医師が担当し、テーマは「副腎疲労とサーカディアンリズム」で、

講師と生徒の間で活発な議論が行われていました。



シェフコースのテーマは「血糖値を抑えて美味しくいただく食事」で、

理論とレシピを学んだ後は、みんなで手分けして担当を決めてワイワイガヤガヤ

クッキングタイムを楽しみました。




デンバーには1週間ほど滞在し、その間、シャー校長の想いに触れ、

講師や生徒と一緒に時間を過ごしていくうちに、

自分の想いがだんだんと固まって行くのを感じました。


「20年前、シャー校長が行動した時はどんな気持ちでどんな勇気だったのだろう。」

「その時行動したからこそ、今こうして多くの生徒が生き生きと思い思いに

食と栄養について学んでいる。」

「覚悟を決め行動することって大事だなあ」


シャー校長の来し方に想いを馳せ、自分の現状を重ね合わせ

この経験を通じて、いよいよ会社を辞め自分の道を歩むことを決意しました。


決意したものの、心は痛みました。


なぜなら、有難いことに僕は、長期間に渡り休職を頂いていたからです。

休職を頂いた最初には、会社に戻ろうと思っていました。

上司たちも僕の復帰を待っていたに違いありません。


だけれども、

大変申し訳ないのですが、僕は会社には戻りませんでした。


「一度きりの人生、後悔はしたくない。」


自分の心に正直になろうと思いました。


皮肉にも休職期間中に学んだマインドフルネスの実践で、


「自分が本当にやりたいことは何か」

「自分にとって幸せは何か」

「何のために働いているのか」


を問い続けた結果、

僕が本当にやりたいことは、会社に戻って働くことではなかったのです。

残念ながら僕の本当の幸せがその時の会社にあるとは思えなかったのです。


僕は僕の経験をみなさまにお伝えしていくことが僕のやり甲斐であり、

僕のミッションなのだと感じるようになったのです。


「僕は、僕の経験を伝えていきたい。

 僕は、マインドフルネスや予防医学を伝えていきたい。

 僕は、笑顔が溢れる幸せな世の中に貢献したい。」


それが、「自分自身の心の奥底から湧き起こる何か」なのだと感じたのです。

「本当に自分自身を変える時」なのだと感じました。


僕は、デンバーで覚悟を決めました。

そして、帰国後の2016年12月に会社に訪問し、退職を申し出たのです。


僕が上場企業を辞めた理由 ⑬ 〜はじまり〜 へ続く











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